
mixiの大正琴のところで出た質問でしたが、こちらで回答することにします。
「トレモロ」といっても弓で行う「トレモロストリング」ではなく
ピックを使う普通のトレモロです。
では、トレモロ指導の秘伝(?)を公開しましょう。

・トレモロの練習は 色鉛筆をもって薄く塗る練習か
ら始めましょう。
・その感覚が身についたら 鉛筆をピックに持ち替えて 紙の上で色塗りの真似をします。
・その紙を大正琴の弦の上において色塗りの要領を続けます。
・手の動きが自然になれば紙をすっと抜きます。

注意点は
・手の力を抜いて上からピックを「すっと!」取られるくらいのゆるい持ち方をしていること
(左右の動きをしているので ゆるく持っても決して落ちません)
・弦の上をこすっているのではなく平らなところをこすっているイメージを持つこと
・手首は「バイバイ」って手を振る感覚で力まずに振ること
(お裁縫の運針の上手な方はこの方法はすでに身についています)

このやり方を最初に身につけると トレモロはバッチ
リです。
細線だけのトレモロや細巻線だけのトレモロも上手にできます。
私は変な癖がつく前にお稽古はじまって、なるべく早く練習をしてもらっています。
・最初は力を抜いてゆっくりの往復の練習で トレモロのスピードにはなってないですが
きれいに力が抜けた段階で手首の振りを早くするだけで
トレモロが完成します。

それから最初は10分以上連続して練習しないことも
お忘れなく。
力が上手く抜けてない状態でやると腱鞘炎の原因になりかねません。
以上、私が15年の指導歴で使っている方法です。
頑張らないで!がんばりましょう!
きっと上手くいきます!


もうひとつ 「できない」と暗示をかけないで「でき
る!」って思い込むのも大切かも・・・
posted by ヴィオリラ講師KON at 18:51|
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ヴィオリラレッスン初級編
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